例えば肺炎球菌性肺炎
こんばんはー初ブログになります。
日々のことや病気について書いていければなぁと適当なことを考えています
早速思考実験。
①もし患者が肺炎できたら?
市中肺炎としてまず肺炎球菌などを疑って、グラム染色、尿中抗原提出、喀痰培養
市中肺炎の起因菌として
肺炎球菌、インフルエンザ桿菌、モラキセラカタラーリス、マイコプラズマとかある
これらは、グラム染色で全て鑑別できる
肺炎球菌:GPCの莢膜持つ双球菌
インフル桿菌:GNR
モラキセラ:GNC
マイコプラズマは染色されないが、長引く咳嗽、発熱、白血球正常
②治療は?
ペニシリン系かな、セフトリアキソンもセファゾリンとかも効くはず
※ガイドライン上では外来ではベータラクタマーゼ配合のペニシリンを使うらしい
ペニシリン系にアレルギーがあったら?
10%くらいでベータラクタム系(ペニシリン系、セフェム系、カルバペネム系)
と交差反応があるからこれらは使えない(使おうと思えば減感作療法すれば良いがそこまでリスクを冒す必要がない)
→マクロライド系を使いたいけど…日本では耐性が多い
ニューキノロン系(レボフロキサシン)を使う